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カリキュラム概要
1.プロジェクト・メソッド

 「プロジェクト」とは、従来の研究大学院の修士論文にかわるもので、大学院生が1年間の成果として自ら達成を目指すビジネス・プランやリサーチなどの総称です。

 「プロジェクト」は、大学院生のグループまたは個人と複数の指導教員が一体となって進められます。将来起業または新規事業を開始するためのビジネス・プランの作成、あるいは、イノベーティブな戦略や経営手法等を体系的に研究し、事業化の可能性を判断する等のリサーチ・ペーパーを作成します。

  これまでの「プロジェクト」の具体例は、以下のようなものがあります。


【参考】 
修了生の優秀プロジェクト タイトル一覧はこちら

【参考】 プロジェクト報告書を公開します

 

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2.カリキュラム体系と修了所要単位数

 本専攻に所定の期間在学し、以下の要件を満たして全体で48単位以上取得することで学位が付与されます。
MBA特別プログラムの修了要件はこちら

科目群

修了所要単位数

内容

基礎科目

12 単位以上

「プロジェクト」の立案や基本的問題の把握に必要となる基礎知識の獲得を主たる目的とする科目です。

専門科目

<経営管理修士>を取得する場合、経営管理修士専門科目(共通選択科目を含む)より12単位以上、<経営情報修士>を取得する場合、経営情報修士専門科目(共通選択科目を含む)より12単位以上

「プロジェクト」の具体的展開のため、より高度な知識の修得を目的として設定される科目です。

応用科目

12 単位以上

必修科目の「プロジェクト」では、大学院生の目指す新事業のビジネス・プランやビジネス・モデルの策定、イノベーションを起こすために必要な諸問題の解決に向けて、教員が必要な知識や方法論を個別に指導します。

「プロジェクト」以外の応用科目は、以下のものがあり、取得する学位によって選択必修です。

「ビジネスイノベータ育成セミナー」「ビジネスリーダー育成セミナー」「コンサルタント育成セミナー」は、 育成する人材像に対応して高い実績のある講師陣により最先端の実務的なテーマを議論する科目です。

「イノベーション計画立案」は、2年制1年次にプロジェクトの前段階として計画立案の方法論とベンチマークを行う科目です。

「経営診断実習T」「経営診断実習U」は、実際の中小企業を対象として、経営課題を抽出し、具体的な解決策を策定し、戦略に結びつける診断実習を行う科目で、MBA特別プログラムの指定科目です。

「要求分析演習」は、ビジネスアナリストの基礎的スキルを理解し、実習する科目です。

合計

48 単位以上

 

※)法政大学経営学専攻(夜間)、キャリアデザイン学専攻、アカウンティング専攻、政策創造専攻、情報科学専攻の科目を10単位まで、修了要件 として修得することが出来ます。
2011年度の時間割はこちら
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3.「プロジェクト」の進め方
 1年制の場合は、「プロジェクト」の進行は、8月上旬の第1回中間発表会、11月上旬の第2回中間発表会、2月下旬の最終発表会(口述試験を兼ねます)で全教員と大学院生に対し発表され、きめ細かくチェックされます。発表では、成果の達成度と同時に発表の仕方も重要なチェックの対象になります。「プロジェクト」の評価は、3名で構成される指導教員の学術的観点を踏まえた評価を、全教員で検討して最終評価が決定されます。
 2年制の場合は、プロジェクトの起案までを1年目に行っておき、2年目にはいって、1年かけて、実際の事業をスタートできるようにプランを具体化します。

 最終発表会では、創造性・実現性・発展性の観点で高い順位をつけます。この中から、上位のプロジェクトを選定し、3月上旬に開催されるコンペティション「優秀プロジェクト選考会」で最優秀賞、優秀賞、奨励賞を設けて表彰し、奨学金の形で賞金を与えます。このコンペティションは、学外の有識者(プロジェクト・アドバイザーの客員教授)を含めた教員で採点し選考します。

     
 前期(6〜7月)  後期(8〜11月)  後期(11月中旬)
プロジェクト起案→プロジェクト推進→プロジェクト中間報告
     
 後期(11〜1月)  期末集中(1月)  修了後
プロジェクト仕上げ→プロジェクト成果発表→インキュベーション
 

  「ビジネス・プラニング型」のプロジェクトでは、大学院修了後に起業することを仮定して、ビジネス・モデルの構築を行ないます。参加学生が事業計画を立案して、その内容をプレゼンテーションします。学生は、お互いのビジネス・プランを相互に比較検討して、実現可能でありかつイノベーティブなビジネス・モデルを構築します。

 起案・推進・中間報告・再構成/仕上げ・成果発表というプロセスのなかで、ビジネスを進めるための様々な障害を克服する手法を身をもって学びます。市場調査、競合他社の動向、資金調達などのほか、プロジェクトが現実のビジネスに転化したときの問題点などの具体的な課題を詰めることも重要です。



  一般にビジネス・モデルの構築の手順は、上記のようになります。実際の「プロジェクト」の進行に沿って述べると、以下のようになります。
 まず、プロジェクトを起案するには、それぞれの人に「想い」というものがあります。例えば、自分の生れ育った環境だとか、経験してきたビジネスだとか、社長としての信念とかであり、これがビジネスを立ち上げたいという起点になります。そして、それは、ビジネスが立ち上がった暁には、その事業の「理念」になります。これに立脚して、対象となる分野のマクロな市場環境やミクロな顧客ニーズなどを調査し、自分の「強み」「弱み」や「ビジネスの競争環境」を分析し、「課題認識」に煮詰めます。この課題を解決する「ビジネスの仮説」を見つけ、その仮説に対応する競合企業を調査し、どうすれば差別化できるのかを検討し、優位性のある「事業コンセプト」を創ります。これが、ビジネスの「基本戦略」になります。ここでは、主に経営戦略論やロジカルシンキングで学んだいろいろな手法を活用することになります。ここまでを、前期末(8月初めころ)の第1回中間報告会の目標にします。
 できあがった事業コンセプトを具体的に実行可能なビジネス・モデルに仕上げていくのが、次の仕事です。この段階では、さらに詳細なヒアリングやアンケート調査なども行うことになります。マーケティング、ビジネス・プロセス、生産プロセス、人事・組織、IT戦略、財務戦略、知識戦略など、「財務の視点」「顧客の視点」「業務プロセスの視点」「社員の視点」で戦略を詰めていきます。ここでも、マーケティング戦略論や人事・組織論やビジネスIT戦略論などの授業で学んだことを実地に適用することになります。11月中旬に第2回のプロジェクト中間報告会がありますが、ここで「中核となるビジネス・モデル」と「粗い収支計画」ができていることが目標となります。これが過ぎると、さらに戦略やコストを詳細に詰め、具体的な3〜5年程度の収支計画やリスクファクターを検討します。ここでも、ファイナンス、リスクマネジメント、情報セキュリティ、内部統制などの授業で学んだことを適用することになります。また、将来の拡大シナリオや撤退する場合のシナリオなども詰めておくのもよいです。年明けころから、これらをまとめて、2月中旬の提出期限に向けて「プロジェクト報告書」の執筆にとりかります。
 以上のように進めてきた順に記述していけば、例えば、上記のような報告書の目次構成になりますが、必ずしも、この構成でなければならないことはありません。

 「ケース・メソッド」というものがありますが、これは、それぞれの授業で、いろいろなビジネスの実例を使って経営の本質や実務を理解させる教授法です。当ビジネススクールでいう「プロジェクト・メソッド」というのは、「自分で自分のケースを作り上げる」と言ってもよいものです。実際のビジネスの課題を解決するビジネスや戦略を構築する「プロジェクト」を通じて、身をもって授業で学んだことを深く理解させる教授法です。

【参考】 プロジェクト報告書を公開します 

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4.履修モデルとしてのプログラム

 履修科目の選択は、基本的に大学院生が自由に行うことが出来ます。
 当ビジネススクールで育成する人材の大分類として「ビジネスイノベータ」「次世代ビジネスリーダー」「経営コンサルタント」「ITプロフェッショナル」を掲げ、「ビジネスイノベータ」の具体像として、「アントレプレナー」と「新規事業リーダー」を、「次世代ビジネスリーダー」の具体像として「経営幹部」「後継経営者」を、「経営コンサルタント」の具体像として、「中小企業診断士」と「経営コンサルタント」を明示しました。その上で、これら8つの育成する人材毎に、必要とする専門知識について、8つの専門分野「経営戦略」「人材・組織」「マーケティング」「ビジネス・プロセス」「ビジネスIT」「情報技術」「財務・会計・ガバナンス」「ビジネススキル」の相対的な重み付けを示すとともに、履修モデルとして推奨する科目を示しました。
詳細は「履修モデル」のページへ
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