修了生の声

IM での生活は、知識やスキルの習得だけでなく、人脈づくりや自己の成長にもつながります。

修了生に IM での生活を振り返ってもらいました。

土井 元樹 さん(左) 吉井 裕之 さん(右)
2013年度修了生

OB に聞く
土井 元樹 さん(左) 吉井 裕之 さん(右)

タイプの異なる二人がタッグで商品開発
教授のアドバイスを活かした「お茶ブランド」が誕生

大手人材サービス業で営業経験を積み、現在、中小企業診断士として農業の“六次産業化”に地域活性化の可能性を見出している吉井さんと、大手コンビニチェーンの経営戦略部マネージャーであり“真にお客様のニーズに合った商品開発”を目指す土井さん。まったく異なるキャリアを積んできた二人が、入学後、専任教授の支援もあり、宮崎大学で研究されているブルーベリー葉の商品化でタッグを組んだ。 吉井「人材業界での営業とマネジメント経験はあるものの、流通業界未経験の私にとって、コンビニで商品企画ノウハウのある土井くんはこのうえないパートナーでした。」 土井「吉井さんは非常にフットワークの軽い方で、私は文献を読んだうえで地道に物事を進めていく、いわば正反対のタイプ。10 歳もの差がありますが、お互いにない部分を補い合うことができ、非常によいパートナーになれましたね」  多くの研究室は常にドアが開かれた状態で入りやすく、廊下を歩いている際には教授自ら声をかけてくれることもある。もちろん、研究室の他の仲間とも、日々ディスカッションして切磋琢磨できる。こうしてブルーベリーの葉は、お茶として商品展開することが決定。生産者と販売者、双方の納得も得られるお茶ブランド『べりーふ』が完成した。二人は今後、IM での人脈が活かせる場をつくりたいと口を揃える。 吉井「IM 卒業生が集ってビジネスのインキュベーションができる、プラットフォームをつくりあげたいですね」 土井「私は、自社内でそうしたプラットフォームを築き、その触媒となる存在になりたい。IM で感じた“人の温かみ”を自社に活かし、いい循環をつくっていきたいです」

Profile 土井 元樹 さん(左)
大阪府出身。追手門大学文学部心理学科卒。回転寿司チェーンに入社し接客業に携わる。その後、株式会社サークルKサンクスに入社。スーパーバイザーとして加盟店へのコンサルティング業務に携わる。社内のMBA推薦制度を利用してIMに入学し、卒業。現在に至る。

Profile 吉井 裕之 さん(右)
石川県出身、早稲田大学文学部卒。在学中はボクシングにも励む。新卒で株式会社リクルートに入社。求人広告営業からはじめ、斡旋、派遣と人材エージェントとしてのキャリアを積む。その後、中小企業診断士として独立。実践的カリキュラムに魅力を感じIMに入学。

山下 俊一郎 さん
2012年度修了生
OB に聞く
山下 俊一郎 さん

2 代目社長として物流事業の可能性を追求
失敗例から学ぶことの多かった学生生活

大手物流企業・株式会社ムロオの後継経営者である山下さん。入学時はすでに社長に就任して2 年目だった。  「偶然、物流業界の勉強会に参加したときに、法政IM の小川孔輔教授―JFMA(日本フローラルマーケティング協会)会長―と出会ったのです。色々とアドバイスをいただいたところ、勉強したいという思いも強くなり、入学を考えはじめました」  しかし入学直前の3 月、東日本大震災があり物流業界は混乱。一時は入学するかも迷ったほど会社の業務も多忙を極めたが、自社の会長や幹部、妻の応援もあって決心した。  「結果、入学してよかったです。経営を学びたいとき、たとえば本を読めばいち経営者の成功例を知ることができますが、失敗例はあまり書かれていません。その点IM なら失敗例から学び、自分の経験として取り込めた。目標に向かい全力を出している仲間を見てもよい刺激を受けますし、客観性のあるアドバイスも貰える。教授との距離も近く、何度くじけそうになっても頑張ろうと思える環境がありました」  そして自身がプロジェクトのテーマとしたのは “花の物流”。自社が40 年以上培ったチルド物流のノウハウを活かし、食料品とともに生花を運送する――そのために都内の生花店にも訪問し、温度や衛生管理方法の研究を重ねた。結果、卒業時には優秀プロジェクトに選出。いまも少しずつ、自社で実際にサービス展開するための基盤をつくっている。  「近い将来には、“物流”の定義をもっと拡げたい。基本は運ぶ仕事ですが、たとえばメーカーがコストをかける荷物の積み下ろしや整理などにも、サービスの対象を広げられるのではと。新社長としてあらゆる可能性を模索しています」

Profile
広島県出身。武蔵工業大学(現東京都市大学)卒。新卒で父親の経営する物流会社・株式会社ムロオに入社。関東地区でドライバーとしてスタートし、28歳で事業所長に就任。08年に広島に戻って経営を学び、09年に社長に就任。11年にIMへ入学し、教養も深める。

菅野 雅子 さん
2013年度修了生

OG に聞く
菅野 雅子 さん

人と環境に支えられた学生生活を通し
より自信を持って提案できるように

コンサルタントとして20 年仕事をしてきたなか、これまでの知識や経験を一度整理したいと考えました。IM は教授との距離が近く、また院生研究室には専用のデスクやパソコンが用意されていて、同じ目的を持った学友が集う場があり、人と環境に支えられて学ぶことができました。

プロジェクトでは、長らく専門分野としている介護業界に関する研究に取り組みました。現場の声を聞いたり、職員アンケートを実施して統計的データ分析を行うというプロセスを通じて、ぼんやりとしていた問題意識が鮮明になり、いままで見えて来なかった多くの示唆が得られました。

誰かの知識の受け売りではなく、自分の研究結果など具体的なデータを交えて顧客に提案できること。IM での学びは、今の仕事を続けていくうえで大きな自信となっています。

Profile
東京都出身。津田塾大学国際関係学科卒。地方TV局、百貨店勤務の後、中小企業診断士を取得したことをきっかけに人事労務系のコンサル会社へ転職。2012年にIMに入学。卒業後は政策創造研究科の博士後期課程に進学。

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