2026年5月14日
2026年5月13日(水)、法政大学大学院 イノベーション・マネジメント研究科「中小企業戦略論」(担当:丹下 英明)において、日本政策金融公庫 新事業・スタートアップ支援室長の 園田 哲朗 氏をお招きし、「中小企業・スタートアップの資金調達・審査手法について」をテーマにご講義いただきました。
講義では、中小企業金融における融資審査の基本的な考え方から、スタートアップ特有の資金調達、ベンチャーデット、成長性評価まで、実務視点を交えながら体系的に解説いただきました。特に、「事業基盤をどのように把握するのか」「金融機関はどのような観点で将来性を見極めているのか」といったテーマについて、定量分析・定性分析の両面から具体的なお話を伺うことができました。
また、スタートアップの資金調達におけるEquityとDebtの違いや、Product Market Fit(PMF)、バリュープロポジション、KPI設計などについても、実際の企業事例を交えながらご説明いただきました。後半ではケーススタディも実施され、学生自身が「投資・融資を行うべきか」を考えながら議論することで、より実践的な学びにつながる機会となりました。
さらに今回は、例年以上に学生から多くの質問が寄せられました。園田氏は、それぞれの質問に対して一つひとつ丁寧に回答・解説を行われ、金融機関側の実際の視点や判断基準について、より深く理解できる時間となりました。単なる知識習得に留まらず、「実務ではどのように考えるのか」をリアルに学ぶことができた点は、学生にとって非常に有意義な機会であったと思われます。
法政大学ビジネススクールでは、今後も第一線で活躍する実務家によるゲスト講義を通じて、学生がリアルな経営実務や金融の現場に触れられる機会を提供してまいります。
