専任教員
山田 久(やまだ ひさし)
教授
人的資源管理
労働経済論
日本経済論

担当科目
人的資源管理、人的資源管理論Ⅰ、プロジェクト
学生へのメッセージ
長らく民間シンクタンクに籍を置き、マクロ経済の分析・予測業務のほか、経済・社会の構造問題分析・政策提言分野に射程を広げつつ、人材に関する諸問題に関心をフォーカスした活動をしてきました。その延長線上に、多様な人材を活かすマネジメント、人事・評価制度改革、生涯を通じたキャリア形成など、マクロ・ミクロ、企業・個人・政策の様々な面から人材活性化にまつわる問題にアプローチしています。イノマネには2013年度から関わらせていただいていますが、2023年度から専任になりました。人が育ち、皆が活き活きと働ける組織や社会の実現につながる仕組みづくりを学生の皆さんと一緒に考え、その実現に向けた活動をしていきたいと思っています。
主な経歴
- 1987年 住友銀行(現三井住友銀行)入行
- 1991年 社)日本経済研究センター出向
- 1993年 ㈱日本総合研究所
- 2011年 ㈱日本総合研究所調査部長
- 2017年 ㈱日本総合研究所理事
- 2019年 ㈱日本総合研究所副理事長
- 2023年 法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科教授
主な研究業績/社会的活動
主要著書
- 『賃上げ立国論』(日本経済新聞出版社、2020年)
- 『同一労働同一賃金の衝撃』(日本経済新聞出版社、2017年)
- 『失業なき雇用流動化』(慶應義塾大学出版会、2016年)
- 『市場主義3.0「市場vs国家」を超えれば日本は再生する』(東洋経済新報社、2012年)
- 『デフレ反転の成長戦略―「値下げ・賃下げの罠」からどう脱却するか』(東洋経済新報社、2010年)
- 『ワーク・フェア―雇用劣化・階層社会からの脱却』(東洋経済新報社、2007年)
社会的活動
- 埼玉県生産性本部理事(2024年―)
- 厚生労働省「労働政策審議会・労働政策基本部会」委員(2021年―)
- 男女共同参画推進連携会議・有識者議員(2021年8月―)
- 厚生労働省「社会保障審議会・年金部会」委員(2018年-19年)
- 厚生労働省「労働政策審議会・同一労働同一賃金部会」委員(2017年―2024年3月)
- 厚生労働省「仕事と生活の調和のための時間外労働規制に関する検討会」委員(2016年)
- 内閣府「実践キャリア・アップ戦略専門タスク・フォース」委員(2010年)
- 経済危機克服のための「有識者会合」雇用・人材開発分野 委員(2009年)
- 経済産業省「人材マネジメントに関する研究会」委員(2005年)