専任教員

並木 雄二
担当科目
2023年度国内研究員につき担当はありません
学生へのメッセージ
みなさんはそれぞれの夢を持って入学されています。夢が本当にかなうということが信じられなければ努力はなかなか続かないものです。現実には不安がつのり様々な迷いが生まれてきます。それが目標に向かって日々努力しているうちに結果が出て不安が消えていきます。最初は自分の夢が現実のものでなくても次第に目標として定まってくる。卒業後に新しい目標に向かうエネルギーや自分で切り開いていく勇気が湧いてきます。それぞれの夢が学ぶプロセスの中で不安が自信に進化していくことを期待しています。
主な経歴
- 1981年3月 (株)セブン-イレブン・ジャパン入社。
- 1989年4月 中小企業診断士登録(学)法商学園 東京商科学院専門学校入社。
- 1993年3月 経営コンサルタントとして独立。
- 2007年4月 法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科客員教授
- 2010年4月 法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科教授
著書/論文
- 「コンビニエンスストア マーチャンダイジング ハンドブック」2009、商業界。
- 「郵便局改革」2007、郵研社。「新商業用語辞典」(共著)2003、商業界編。
- 「スーパーバイザーの実務」2002、商業界。
- 「マーケティング革新の時代 営業・流通革新」(石井淳蔵編)1993、有斐閣。
- 「花のしごと基礎講座」(法政大学産業情報センター編)1996、農村文化社。
社会的な活動
- 沖縄県産業振興公社「県産工業製品海外販路開拓事業委員長」 2016 –
- 沖縄県産業振興公社「戦略的製品開発支援事業 戸別訪問指導」 2017 –
- 沖縄県産業振興公社「産学官製品開発支援事業委員」 2018 –
- 総務省 「公民連携によるまちなか再生事例に関する調査研究事業」2014
- 国税庁『税務大学酒税行政研修』 2013 –
- 経済産業省中小サービス評価診断システム整備事業委員 2010
- 浦安市優秀企業選定委員 2010
- 法政大学地域研究センター「遠隔授業・地域で生き残る小売店」 2009
- 都市計画学会 「 大阪駅前にふさわしい景観形成・歴史継承のあり方に関する検討委員のあり方に関する検討委員」」2007
コンサルティング アドバイス
経営コンサルタントとして30年、300社以上のコンサルティング実績。支援企業は大規模企業を中心に、小売業、サービス業、卸売業、メーカー、行政など幅広い。コンサルティング内容は、経営支援全般、マーケティング支援、チェーンストア組織の構築と改革、流通業の企業診断と戦略支援、店舗指導者(SV)の育成、店舗診断と改善指導、新業態開発、新商品開発プロジェクト、メーカーのチャネル対策と営業戦略、CS調査による店舗オペレーション改善など。育成した経営支援者は1000名、改善店舗は2000店舗を超える。
コンサルティング代表実績
郵政グループ
- 2002年 郵政事業庁プロフィットセンター事業のコンサルティング、モデル局の改善指導等
- 2003-07年 日本郵政公社 郵便局改革コンサルティング、スーパーバイザー育成
- 2009年- 物販ビジネス指導など
- 2014年 窓口プロモーション研修。
ゼミの特徴
領域は幅広く実践的なテーマに取り組む学生が多いのが特徴です。企業経営者の経営戦略や新事業に関するもの、社内ベンチャーや新規事業開発、経営コンサルティングや中小企業支援などの事例があります。中小企業支援は実際の中小企業を診断し経営者と連携しながら企業の問題解決に取り組んでいます。研究室の中での議論だけでなく外部の企業セミナーや企業訪問やワークショップなどを行い実務感覚を磨きます。毎年、海外のフィールドワーク(中国、台湾、マレーシア、インドネシア、フィリピン、タイ、ベトナム、シンガポール)や国内(長野県)の企業訪問を行っており、OBも参加をしています。OBには実際に台湾やフィリピンで起業して成功した方、経営コンサルタントとして独立した方、経営コンサルティング会社を立ち上げた方、社内での新規事業に取り組む方、ベンチャー事業に取り組む方、企業経営者など多様な方がいて交流をしています。卒業後の事業はプロジェクトがベースになっていますが、実際には卒業後に修正をします。そういう意味では、卒業後も長く一緒に取り組める方を望みます。
所属学会・団体
- 所属学会:日本経営診断学会、日本マーケティング学会
- 所属協会:中小企業診断協会、日本販売士協会
学位・資格・表彰
- 中小企業診断士
- 2005年郵政記念日 総裁表彰
- 2017年 ボランタリーチェーン協会 会長表彰