総長 田中 優子

総長 田中 優子法政大学専門職大学院は、中小企業に精通し、起業を見据えたアジアの経営管理修士(MBA)を育てる機構です。一般のビジネススクールは大企業志向が強い傾向がありますが、しかし現在、そしてこれからアジアに展開する多くの有力な中小企業が、日本にはあります。日本経済は極めて優れた中小企業の技術と方法で支えられているのです。イノベーション・マネジメント研究科は日本人と留学生が同じ教室で学ぶことで、日本人が世界のどこでも働けるようになり、留学生が日本でその能力を発揮できるようになるよう、プログラムを作っています。

大学の真のグローバル化とは、そこに学ぶ学生が、世界のどこにいても働くことのできる能力を育てることです。英語ができるだけでは充分とは言えません。多様な価値観を受け容れ、相手国のビジネスの方法を学ぶ意欲が必要です。すでに働いている企業で、その能力は育っていますか? もし不十分だと感じていたら、ぜひ法政大学に来て下さい。ここでは全学を挙げて、世界で働ける能力を育てようとしているのです。一緒に学びましょう。一緒に、乗り超えましょう。

イノベーション・マネジメント研究科長 五月女 健治

イノベーション・マネジメント研究科の特色は、研究科の名の通りのイノベーション、そのイノベーションを生み出す多様性、自由を尊重する実践知教育です。

2004年に、起業や職場におけるイノベーションを起こす人材を育成する一年制大学院としてスタートしました。その後、働きながら学べる二年制コース、中小企業診断士養成課程を併設し、2年前にはグローバルMBAプログラムを新たに開設しました。また、士業・師業を積極的に受け入れ、弁護士、薬剤師の修了生も輩出しています。2016年度の最優秀賞プロジェクトは、薬剤師のビジネスモデルで、実は修了生のIT起業家とのコラボレーションで起業するものであり、当研究科の狙いが実を結びました。2016年度までの修了生は550名を超え、ますます多様性が広がっています。

もうひとつの特色は、プロジェクトメソッドです。プロジェクトとは、アカデミック大学院の修士論文に相当するもので、経営に必要な多岐にわたる授業を総括する当研究科の要です。新規事業や起業のためのビジネスプランそのものや関連するリサーチペーパーの作成を行う実践知教育をプロジェクトメソッドとよんでいます。また、その運用方針は、学生の自由を尊重することです。学生自身が知的な興味や将来のビジネスプランなどからテーマを選定し、自身が教授を選んでその下で指導を受けます。

イノベーションは多様性の中での自由な発想から生まれるものであるとすると、当研究科は、イノベーションの環境が整った大学院です。皆さんの将来のために、当研究科で、学んでみてはいかがでしょうか。